初落語

初めて落語を観に行って来た。

日中、時間のある時はラジオを聞いていて、ゴゴモンズという番組をNACK5で聞くのか好きだ。そのパーソナリティーが三遊亭鬼丸さん。


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落語を聞いた事はあるが、見た事はなかった。なんとなく敷居が高い感じがしたし、誰の演目を見ればいいのか分からなかったからだ。でも、よく聞くパーソナリティーの落語なら距離が近いような感じがした。

その日は子供の体育祭で、朝から弁当を作り、子供の100メートル走を見に学校まで行ったけど、100メートル走終わったら何にもない、子供と保護者はロープで別けられ交流する事もできず、2時間ボーっと端から見ているだけ(T_T)あまりにつまらないから帰って来たら、そうだ落語だ、と思い出して当日チケットの確認をして車で走り出していた。

子供の体育祭そっちのけで初めて観る落語にワクワクしていた。

開場前に並んでいると、鬼丸さんが出て来て挨拶をしてくれた、落語の見方や座席の取り方なんとも丁寧、ゴゴモンズでの毒舌が嘘のよう。

演目の始まる前は落語の楽しみ方を伝えてくれた、落語中は子供も大人も笑い声が絶えなかった。

落語は面白い、生で見れば尚面白い。顔の表情、客席の笑い声、話しの先を想像して、思わず先に笑ってしまう。落語がこんなに面白いなんて、子供の体育祭をすっぽかして行った価値はあった。

運動会から体育祭へ自立という名目なのか、思春期への配慮なのか、学校と保護者をロープで分けてなんとなく行事として行うより、舞台と客席とが少しでも近付くようにと配慮された落語は楽しかった。

お金の問題ではなく、1つの行事を観る側、行う側、皆が楽しいを目指すものは素直に楽しいって事なんだ。


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次からはちょっとした時間に気楽に落語を観に行こう。