本物の教養とは。

ライフネット生命出口治明さんを知ったのは、NewsPicksのアカデミアの動画で、楠木建さんと対談されていて、その内容がわかりやすく、教養とは何かを語っていた。

そこからネットで色々調べると、かなり本を出していた。

考える力を付けるための書籍が多かった。

色々読みたいが、とりあえず、Kindle幻冬舎フェアでお得に購入した。


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「自分の頭で考えられる」ことが教養。

自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。

 

私は最近壁にぶち当たる事が多い、それはなぜかというと、自分の言葉を持たないからで、知識や自分の行動をきちんと言葉に出来ないと、誰にも何も伝わらないからだ。

言葉を読む事は簡単だけど、言葉を発する事は難しい。

だから、この本は本当に府に落ちる事ばかりで、これからの自分に当てはめると、必要な事が沢山みつかった。

出口治明さんの言葉は優しく、分かりやすいけど、求めているものは本気だった。

この本に見合うだけの知識と教養を本気で取りにいったら人生が面白くなりそう。

「いまさらもう遅い」はサボるための言い訳と書いてある、人は何歳からでも学ぶことができます。何歳であっても決して遅すぎることはありません。

まさに今の私にピッタリの言葉で、私はまだ人生を面白くするために前進している。

幻冬舎社長の見城徹さんが「言葉のえとくは、人生のえとくである」と言っていて、この言葉で私の人生の価値観が変わった。

私は私らしい人生を得るために出口さんの書いてある、「知的生産の方法」を考え実戦していきたい。

昭和の爆笑王

これはイイ、じつにイイ。

と、Twitter楠木建さんが呟いているのがきっかけでAmazonでポチりした。

読んでみたら、たしかにイイ、めちゃくちゃイイ。

最初に新聞の記事が載っていて、昭和25年の記事の言い回しがあまりに読み取りずらかったか上に、アプレ・ゲエルなんて言葉知らなくてグーグルで調べながら読んだ、難しくて読めないかも・・・、なんて心配は一瞬でなくなり、「顔」の題名に入ったとたん面白くて一気に読んでしまった。

戦前、戦中のすさんだ人の心に落語で笑いを届けた人「三遊亭歌笑」の物語である。

 
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醜い顔で産まれてきた治男は顔だけが恵まれなかった、名家の10人兄弟の末っ子で、幼少は乳母に預けられ大事に育てられたし、兄はいつでも気にかけ味方でいてくれるし、

入門した落語家師匠三遊亭金馬も温かく見守り育ててくれる。

「顔」だけが劣等感で、大きなハンディでもあった。

しかし、その顔が芸を生み出し、戦中の治男を助け、心を見てくれた女性と結婚する。

5年の輝きを残して31歳でこの世を去った落語家の話しは、生きていたらどうだったのだろうと思わずにはいられない。

 

 

自分のてっぺんを知る

「淳子のてっぺん」

 
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Kindleだったので本の厚みを知らず、ダウンロードしたら、読み終わるまでの平均時間7時間49分という大作でした。
にも関わらず、読み出したら止まらず一気に読める程の内容。
昭和14年生れの淳子さん、男女差別は想像もつかないぐらいあったと思います。でもそれは男女の問題でもなく、いつの時代でもある人や社会との問題でした。

 

1975年5月16日世界最高峰のエベレストに女性で初めて登った方です。

初めは男に「女になんか山は登れるもんか」と言われた事に対抗するような形で女性だけの山岳隊を結成しました。

でもそこでは女性隊としての問題が。

応援してくれる旦那正之さんにその事を伝えた時に言われた言葉は「男の嫉妬ってのは根深いから、足の引っ張っりあいにもなる。ましてや文句や不満を言えない分、鬱憤がたまってゆく。むしろ、自分の意見をきちんと口にできる女同士の隊を羨ましく思う男もいるんじゃないかな。たとえ喧嘩になったとしても、風通しはいいわけだから」

「局地法でやる限り、男同士も女同士も、男と女が混ざった隊も、みんな同じってことさ。人が集まれば必ずトラブルは起こる。それを恐れてちゃ山になんか登れないよ」

確かに登山だけの問題じゃない、自分が何か高みを目指せば必ず問題に出会う、それを恐れず進む事で自分の「てっぺん」を知る事が出来る。

時代は違うけど、生きる指南書になった。

 

自分の目指すものに挑戦する勇気や希望に打ちのめされました。淳子さんのてっぺんは凄かった。

初落語

初めて落語を観に行って来た。

日中、時間のある時はラジオを聞いていて、ゴゴモンズという番組をNACK5で聞くのか好きだ。そのパーソナリティーが三遊亭鬼丸さん。


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落語を聞いた事はあるが、見た事はなかった。なんとなく敷居が高い感じがしたし、誰の演目を見ればいいのか分からなかったからだ。でも、よく聞くパーソナリティーの落語なら距離が近いような感じがした。

その日は子供の体育祭で、朝から弁当を作り、子供の100メートル走を見に学校まで行ったけど、100メートル走終わったら何にもない、子供と保護者はロープで別けられ交流する事もできず、2時間ボーっと端から見ているだけ(T_T)あまりにつまらないから帰って来たら、そうだ落語だ、と思い出して当日チケットの確認をして車で走り出していた。

子供の体育祭そっちのけで初めて観る落語にワクワクしていた。

開場前に並んでいると、鬼丸さんが出て来て挨拶をしてくれた、落語の見方や座席の取り方なんとも丁寧、ゴゴモンズでの毒舌が嘘のよう。

演目の始まる前は落語の楽しみ方を伝えてくれた、落語中は子供も大人も笑い声が絶えなかった。

落語は面白い、生で見れば尚面白い。顔の表情、客席の笑い声、話しの先を想像して、思わず先に笑ってしまう。落語がこんなに面白いなんて、子供の体育祭をすっぽかして行った価値はあった。

運動会から体育祭へ自立という名目なのか、思春期への配慮なのか、学校と保護者をロープで分けてなんとなく行事として行うより、舞台と客席とが少しでも近付くようにと配慮された落語は楽しかった。

お金の問題ではなく、1つの行事を観る側、行う側、皆が楽しいを目指すものは素直に楽しいって事なんだ。


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次からはちょっとした時間に気楽に落語を観に行こう。

地域に密着する。

私の住む市を地域にわけ、地区にわけ、班にわけるコミュニティが存在している。

家を購入して住み始め6年ぐらいが過ぎた頃班長というものが回ってきた。お隣組は22件あるから、22年に1回回ってくる。

次が22年後だと思うと気が遠くなる、その時私何歳だ?

それと同時に地区の役員さんが、愛育班を引き受けてくれないか?と言って来たから、まぁいいかなぁと軽い気持ちで引き受けた。

実際、母子家庭でフルタイムで働いているため、朝家を7時30分に出勤で出たら、子供を学童に迎えに行って帰って来るのは19時ぐらいで、ほとんど家にいる事も、地域に密着する事もなく6年間を過ごした。だからこれは良い機会かと思った。

ただ愛育班てなに?だった。

かなり古くからある体勢で地域で子育てを応援しようと活動する班で、女性がメインの委員会。

月一回の会議にちょっとした研修、メインは「親子の集い」なるものを開催する事だ、班員は7名、誰も内容もわからず、前年の引き継ぎノートを読んで、会議に出席した時に色々聞きながら進めていく。

10月4日に日にちを決め、保健師さんやお手伝いして下さる人の手配もしたけど、いまいち何をするのかがわからないので、今日は違う地区のお手伝いをかねて見学に行って来た。
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0才から3才の子供を持つお母さん方が集まり足型をとり、保健師さんに相談をし、他のお母さん達と交流を図るものだった、小さな子供は48人集まり、泣き声に笑い声、母達の雑談、保育士の手遊び歌に、絵本の朗読劇、2時間という短い時間だったけど、感心せずにいられないほど内容の濃い時間だった。

24時間子育てをしている母達にしてみれば、一時しのぎの時間かもしれないけど、他人や地域が関わる事で少しでも心の晴れる時間がある事は素敵な事で、提供出来る側に居れた自分はとても嬉しかった。

地区や地域の役員はなんだか面倒って思ってしまうが、関わってみれば住む人達の生活にちょっと色を添えるぐらいの微力のお手伝いが出来る、その色を添える事が自分の心の中にも添えられた、地域や人に関わるは楽しい事なのだと、今日知る事ができた。

 

 

風邪を引いた

寒気がして頭が痛い😵💥

なんてこった、風邪なんてここ数年引いた事がないのに。だから最初風邪ひいたなんて気付かなかった。

仕事しながら、汗のでかたが変?

ご飯作りながら、なんかダルイ?

子供の話し聞きながら、面倒だなぁ?

ちょっと体調が優れない時はあるけど、ここまであからさまに辛いなんて・・・。

こんな日は熱いお風呂に入って体温上げて、薬のんで寝るに限る。

でも、眠りにつくまでなんだか・・・

こんな時に何も考えずにいられる方法は「クレヨンしんちゃん」を観る事だ、あの意味のない間や、セリフが何も考えないでいられる。

今からAmazonプライムで、iPad使って見ながら寝落ちする予定。

明日は元気になってるとありがたい。

猫4匹🐈🐈🐈🐈

家にはネコが4匹も居る。

 
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5年前に子供(当時小学2年生)が家の近くにいた野良猫に朝食の残りの鮭をあげたのがキッカケで、なついたから飼いたいと言う。その時猫はどこかに行っていて私は見ていなかったし、探して来ると言ってご近所巻き込こんで猫探しをし、見つかりはしたものの逃げるから連れてはこれなかった。

「野良ネコじゃあなつかないから無理なんじゃない。」

と言って当日は友達の誕生日会があったから夕方子供を連れて出かけた。

夜、帰ってきたら玄関の前で猫が待っていた(この子かぁ)玄関を開けるとスルリと家に入り当たり前のようにくつろぎだした。

子供は大喜びで、「みーたん」と名前を付け呼び出した。毛並みは綺麗だし、人なつっこいし、どこかで飼われていたのかなぁ。

「探してたら大変だから飼い主が見つかったら返すんだよ」 

「わかった」

「後、外には出さないから出たがるようなら飼わないから。」

「わかった」

まぁこんな感じで猫は当たり前のように家に馴染み、飼い主さんも出てこなかったから、家猫になった。

1週間ぐらいして、なんだか太ったなぁ、エサもたくさん食べてるし健康的になったのか、そろそろ病院に連れて行って予防接種でも受けさせるか。と思い、病院に連れて行ったら妊娠発覚。レントゲンを撮ると頭蓋骨が7個あった。

一匹が八匹だったのだ!Σ(×_×;)!

避妊手術も考えていたから、病院は手術しながらおろす事も出来ます(。>д<)って・・そんなの無理(T_T)って事で、一匹から八匹の大所帯。5匹引取り手探し、友達が捨て猫拾って来て1匹増え、とりあえず4匹に落ち着いてます。

可愛いけど4匹は大変よ(@_@;)